ネイチャー思考って何さ?〔解説〕

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どうも、ネイチャー兄さんこと、まっちゃです。
ここではサイトのコンセプトである、ネイチャー思考って何?という疑問について細かく解説したいと思います。

10年前の生活と比べてみて

わたしたちの生活は、進化するテクノロジーに恩恵を受けてとても便利な社会になりました。
省エネ家電になり、車の燃費は良くなり、ほとんどの機能がiPhoneで集約され、ネットで注文をしたら翌日には家に届き、CDやDVD映画を買ったりレンタルしなくともサブスクリプションサービスでどこでも観れるようになり。昔は本でしか得られなかった知識はネットで検索すれば無料で手に入るようになり。

10年前と比べて私たちのライフスタイルは劇的に変わりました。

こんなエコなサービスや製品が次々と誕生し、多くの機能が一つに集約されてモノを買わなくなった結果、電気代、生活費、支出は下がったと実感していますか。
効率が良い社会になり従来必要だった労力や時間が削減された結果、その余った時間で自分の時間が持てるようになりましたか。

こんなにも便利な生活になって、あなたは豊かになったと感じているでしょうか。

おそらくほとんどの人が便利な社会になったけど豊かになったと実感していないと思います。
不便だった過去はいつのまにか忘れてしまい、初めて新しい技術に触れた瞬間は「すげーじゃん」と感じた思いはすぐに消え去ってしまい今の便利な社会が普通だ、それがあって当然だという感覚になっていませんか。これから先どんなに技術が進歩しても、便利になってもこの「感覚」は変わることはないと思います。
日々技術は進歩しているのになぜ豊かだ、と感じることができないのでしょうか。
それは、「豊かだ」と感じることのできる心は全く進歩していないからです。
端的にいうと、「豊かだ、幸せだ」と感じることができないのは心が豊かになっていないからです。

視点を日本に変えてみます。10年前と比べて、日本はどんな変化を遂げたでしょうか。
個人的な意見としては、日本は変化も進化もしておらず停滞どころか退化しているように感じます。いつまでも過去の栄光を引きずり気づいたら実質賃金は下がり、所得格差は広がり、時代の流れに取り残され、その結果幸福度は下がり、いつの間にか日本よりも中国が安くて高品質な製品やサービスを次々と生み出しています。
日本はすでに世界と戦うことはできない市場となっており、もはや先進国と言えるのかどうかも怪しくなってきました。

この状況をいつまで誰かがなんとかしてくれると思っているんでしょう。
誰かが、政府がなんとかしてくれるとどこかで思っていませんか。

そう思いはじめて何も変わらない社会が何年続いていますか。
自分の人生を、生きがいを、幸せを得るのは自分で自分をコントロールし、自主的に行動していく時代が来ていると思っています。

わたしたちが、自分たちで今までのやり方、考え方を変えていくべきだと思いませんか

10年前の自然と比べてみて

さて、今度は視点を自然に移してみましょう。
10年前と比べたら、自然災害がどんどんと増えていると思いませんか。
毎年のように観測史上最大を更新し続けており、想定外の災害が毎年のように起こり続けています。
これは少なからず、私たちが、人間界が自分勝手に自然界を侵略し支配しようとした結果です。
自然を支配しようとした結果、自然が攻撃してきているということを認識しなければいけない時がきています。


科学的証拠で、20念前と比べて気温が1.5度増えたと報告しています。感覚的にたかが1.5度かよなんて思いますよね。
それが今までにない規模の災害を生んでいることを認識しなければいけません。
今、持続可能な将来を考え、行動しなければ、僕たちの子供達の未来は悲惨なものとなってしまうことを真剣に受け止める時が来ています。
これからの、2030年までが最後の正念場だと言われています。

自然は支配できる物ではない。僕たちは自然の中の一部であり、生かされているのだから。
そのように実際に実感することができなければ、僕たちの自然はなくなり、同時に人間も生きていけなくなるのです。

今の時代に見合った考え方にシフトしていくべきだということ

豊かな人生は自分で行動し掴み取っていくのがこれからの、新しい時代の考え方です。
そのために、たくさんの拘束や既成概念やストレスから解放され、自然に、ありのまま生きる方法を考えます。

今まで僕たちは、人間界と自然界は切り離されているもの、という認識をしていたと思います。
どこかの自然界の中で起きていることは僕には関係ないや。
普段生活している中で自然が無くたって関係ないや。

そんな意識がどこかにあるのではないかと思います。僕もそうでしたから。

人間は自然のアクティビティなどで自然と触れ合うことを好みます。
しかしそこには人間主体性が存在する(人間が便利に楽しむために自然がある)ため例えばですが、平然とキャンプ場に平気でゴミを捨ててしまうような人がいますよね。
あるいは、自然は人間が全てコントロールできるものであり、森や山の管理から道路整備含めて人間が支配し理由をつけて自然界を侵食していますよね。

人間界は人間の利益を追求するために自然界をどんどん侵食し支配しようとする。

人間の利己的で資本主義である経済システムを回すほどに、自然界を一方的に支配し、破壊し、侵食しているんだという事実があるんです。

それで持続可能な社会にできるのでしょうか?
そんなの無理に決まっています。誰でも分かります。
自然破壊を続けていく限りはそんな持続可能な未来なんて待っていません。

よく考えてみれば誰でも分かるような簡単なことをちゃんと認識し、行動している人や企業は現在どの程度いるのでしょう。

これからの考え方。

自然は支配できるものではありません。

なぜなら人間そのものが自然の一部であるからです。
自然界の中に私たちがいて、共存している。そして自然に生かされている。
人間界というものは人間が勝手に作り出しているだけです。人間も自然の中の一部なのです。

その意識少しでも生むためには自分自身が認識を変え、自らが自然でいられることを目指す必要があります。

こう教えられてきたから、こう考えるのが普通だから。固定概念。
そうじゃなく、いったん全てを忘れて原点に戻りありのままの自分になることを意識してください。

自然の猛威に打ち勝つのではなく共存する。

だって自然には勝てるわけはないのだから。
よく考えたら、感覚的にわかっていることじゃないですか。
人間が雨を晴れにすることなんてできますか?時化や台風を逸らすことなんてできますか。


どんなに技術が進んでもコロナという自然の脅威でなす術もなく瞬く間に世界中の経済が落ち込みました。
どんな最新のコンピュータを使っても地震の余地はできませんでした。
どんな偉大な科学者の考えに基づき高い防波堤を作っても大きな地震の津波には耐えることができませんでした。
どんなに事前の大型台風予報がわかって対策していても、被害と死者数をゼロにする事はできませんでした。

抵抗するのではなく、自然を受け入れ共存する姿勢が大事なんだということを理解してください。
自然に打ち勝つという考えはそもそも、いかにも人間的な考えであるのです。(もののけ姫から)

人間は自然の猛威に打ち勝つのではなく共存するということが必要なのです。

そう、動物たちだって同じです。
自然や動物たちは、そのような災害なんて関係なく、すべてありのまま受け入れているじゃないですか。
そこで死んでしまったり、朽ちてしまっても自然のサイクルに戻るだけで何も変わることはありません。

誤解して欲しくはないのですが、そんな自然の猛威に無防備になるのでは無く、仕方がない、自然なのだからという受け入れの姿勢が大事だ、ということです。

自然のなかに我々がいて、自然な自分でいられる、そんな意識が浸透していくと不思議と無理なく、すこしずつ自然環境意識が芽生えてくる。

だって自然は私の一部でもあるんだから。

いまこの時代からできること。
進化したテクノロジーも上手に、適切に取り入れることで、持続可能な暮らしの助けにだってできる。
昔の人の知恵と、現代の人の知恵をうまく組み合わせていけば持続可能な生活ができるはずだから。

自然は混沌としているようでシンプルかつ合理的にできている


自然界と人間界を分けて考えるのではなく、人間は自然界の一部だという考えを変えて、
海、山、空を感じ、自然と、共に生きる。共存する。

”NATURE”とは自然であり大地であり、ありのままの自分、という意味。

自然って混沌として不規則、コントロールできないもののようだけど、山や海や空などの自然界をよく観察してみると実はとてもシンプルで合理的に成り立っています。

たとえば、葉っぱの形や模様は植物の種類によって様々ですがどの葉も「薄くて平べったい」です。また、不規則な葉のつき方をしているようで、どの葉も重ならずに均一的に分散しています。
この目的はたくさんの葉で効率的に太陽の光を受ける必要があるからというただ一つの理由からです。多様でありながら実にシンプルかつ合理的な構造となっています。

海に潜ってよく観察してみると、潮の流れが早い場所に生息しているサザエのツノは鋭く長いです。逆に流れがない場所で育ったサザエはツノがとても短いです。その理由は潮の流れに流されないように、岩場にしっかりとひっかかるようにツノを長くする、という合理的な解決策を自然と適応しているのです。同じ「サザエ」でありながら、こんなにも形が変わります。


自然は遠回りの解決策をしません。シンプルにその環境に適した最短経路のベスト回答をしているんです。

情報多寡の中で自分の芯を持つということ

わたしたちは今、たくさんの物事や情報、選択肢で溢れかえっていて巻き込まれ迷走しているんです。
こうでありたい、本当はこうすべきなんだ、と心で思いながらずっと実現できないでいる。
しかし冷静に、忖度なく自分のピュアな心に従ってみると実はとてもシンプルに、合理的に対応することが出来る。

そう、自然界と私たちの生き方は同じなんだ。

それがこのサイトで伝えたい、ネイチャー思考という概念です。

ネイチャーを感じ、僕たちは自然の一部であることを体験する。
そうすると、何も着飾らないネイチャーな自分でブレない自分の軸を持つことができる。
そして情報多寡で選択肢が多く、細分化され過ぎてしまった生活を見直し、原点に戻ることでもっとシンプルに合理的に行動することで自然なライフスタイルを送れる。

今の時代に合わせテクノロジーを適度に上手に取り入れることで無理せず、効率よく持続可能な社会を意識した行動ができることを目指します。

ネイチャー思考って何さ?


「ナチュラル」思考という言葉だと、どうしても美容や容姿に関わるイメージがあるため、
もっと自然的な表現として「ネイチャー」思考と名付けることにしました。
「ネイチャー」と言う言葉から想像するものとして、自然界だったり、ありのまま手付かずのものという感じがしますよね。
自然界と共存し、私たちはその自然の一部であることを意識して生活をすると、ありのままの自分になることができる、というコンセプトで「ネイチャー思考」としました。

サステイナブルな社会を考え、次の10年を豊かに暮らしていくため。
これからの新しい考え方、生き方を実践する。
今までの考え方は捨ててしまい、本来の自分を手に入れるための考え方を伝えていきます。

ネイチャー思考が目指すべきもの

自分が心豊かに自然体でいられ、自然と共に暮らしていける生活ができることを目指します。

そのためにはブレないありのままの自分になること、そして自然と触れ合うことで共存意識を高め、原点に戻って多角化細分化された現在社会に飲み込まれずに、シンプルな思考に戻ること。

そして自然とストレスのない生活を送り、結果として持続可能な生活を無理なく自然とできるようになること。

あくまで自分に対して自然に、無理なく少しずつサステイナブルな生活にシフトしていけるような経験を皆様と共有したいと考えています。

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