ソーダストリームで格安炭酸水を作る方法〔５００ml炭酸がたったの４円！〕で合理的でエコなライフスタイルを送りましょう

まだペットボトルを買ってますか？格安炭酸水の作り方

今まで最安でも500mlの炭酸ペットボトルが６０円くらいだったものが、この裏技を使うと５００ml換算最安で４円で作れるとしたら、経済的にもかなりお得ですよね！
今回はその格安炭酸水を作る方法をご紹介します。

僕は自宅で作るレモンサワーとハイボールが大好きです。
大容量ウイスキーを買い、炭酸水で割れば簡単にハイボールが作れます。
または焼酎で割ればレモンサワーになります。

今まではAmazonで炭酸水を箱買いしていましたが、すぐにペットボトルごみの山となってしまい、なんとかならないかなぁ、と悩んでいました。

昔からソーダストリームを代表とした炭酸メーカーは知っていました。
しかしなんかめんどくさそうだな、結局コスパは良くないんでしょ。という思い込みで手を出していませんでした。
しかし、この炭酸メーカーと、ビールサーバーなどで使われる炭酸ボンベを購入することにより、格安炭酸水を作ることが出来ます。

この方法にしてから、お酒の用途だけでなく、炭酸水で炊飯をして美味しいご飯を作ったり、炭酸風呂にしたりと、大胆にガボガボ使うこと出来るようになりました。

自宅で格安炭酸水を作る方法

結論を言ってしまえば炭酸メーカーを使い、炭酸ガスシリンダーに自分で炭酸を充填する方法です。
通常の炭酸メーカーの運用方法ですと、炭酸ガスシリンダーが空になったら充填されたガスシリンダーと交換する必要があります。
その交換費用ですが一本あたり２０００円かかります。ソーダストリーム社でしか扱いがないため、空になったらネットや取扱店で注文し、交換してもらいます。ネット注文時の送料は５０００円以上であれば無料となるのですが、一度の注文で送料無料にするためには、単純計算で３本以上注文する必要があります。

自分で充填するのならそんな面倒くさい作業も不要となるメリットもあります。
もちろん、炭酸ペットボトルのようにゴミが出ることもありません。

格安炭酸水を作るために必要な事前準備

①炭酸メーカーを用意する

僕が使用している炭酸メーカーを紹介します。
ソーダストリーム社製の炭酸メーカーのデザインはなんか味気ないですよね。
プラスチック感丸出しな感じがあり、その理由から今まで購買力が湧きませんでした。
しかしこの商品を見た時に、これだったら部屋に置きたい！と思える商品を見つけました。

ソーダストリームのガスシリンダー対応のAARKE(アアルケ) CarbonatorII です。
北欧デザインの高級ステンレスの見た目がとても映え、インテリアにも馴染むソーダマシンです。

この商品を見つけた瞬間、炭酸ペットボトルからこれに変えよう！と思いました。

ただし、少し値段が高い（２４０００円くらい）ので、初期費用を抑えたい方はソーダストリーム社のソーダマシンを購入することをおすすめします。（安いもので１００００円程度です）

どのソーダマシンでも構いませんが条件として「ソーダストリーム社製のガスシリンダー対応」のものを選んでください。

②ソーダストリーム社製のガスシリンダーを購入する

基本的に、ソーダストリーム社のガスシリンダーは公式ショップから購入することになります。

通常サイズの６０Lを２本購入してください。
公式サイトだと「新規購入用２本セットで５５００円（送料無料）」がありますので、これを購入します。
Yahooショッピングや楽天にも出店されていますので、そちらで購入すればポイント分お得です。
炭酸メーカーのスターターキットなどで既にガスシリンダーが１本付属している場合は、追加で１本のみ、購入してください。
２本必要な理由として、１本が空になったときにすぐに残りの１本で補充ができ、その間に空になったガスシリンダーを補充することができるからです。
ガスシリンダー１本のみの運用でも可能ではありますが、余裕を持って２本持つことをお勧めします。

ガスシリンダーを購入したら、２本分は炭酸が満タンですので、炭酸メーカーでの炭酸水生活をすぐに始めることが可能です。

③炭酸ボンベ（通称ミドボン）を入手する

緑色をしているからミドリボンベ、通称ミドボンをいいます。5kgの炭酸ガスが充填されています。
「炭酸ガスボンベ」というとこのボンベのことを指します。

どこで入手することができるのか。
僕が調査した限り、大手スーパーは取り扱いがないため、地元の酒屋さんに聞いてください。
聞き方として「５kgの炭酸ガスボンベ取り扱ってますか？」で良いです。
バイトの店員さんだと「？」みたいな顔をされるので社員さんや店長さんらしき人に聞くのがベストです。

僕は手始めに業務スーパーやディスカウント店に聞きましたが、どこも取り扱いがありませんでした。
次に近隣の酒屋さんに直接行き、問合せをしました。
酒屋で生ビールを販売しているバーのようなお店なら確実にあると思います。
しかし最近はそのようなお店もないと思いますので、一軒ずつ聞いてみてください。

僕の場合、主に日本酒やワインを取り扱っているお店で入手することができました。
お店に在庫がないけど、注文をすれば翌日にはお店に届けてくれるとのことでした。
初回はガスボンベのデポジット代５０００円が必要になります。
僕が注文をした店はガスボンベ代含め８６００円でした。
ガスボンベは返却すれば５０００円が返金されるため、炭酸ガス5kgで実質３６００円でした。

ガスボンベが空になった場合、またその購入した酒屋さんに持っていけば空のボンベと交換する形で炭酸ガスを充填したガスボンベに交換することができます。その際はガスボンベ代の５０００円は不要です。つまり僕の場合３６００円で5kgの炭酸ガスが購入できます。

もし、近隣でどこも炭酸ガスボンベ（ミドボン）の取り扱いがなければ、ネット販売で購入することができます。しかしその場合少しだけ割高になってしまいますが、あちこち問合せする手間と搬送する手間は省けるのでその手間を省きたい方にはメリットとなります。

④アダプターを購入する

ミドボンから、ソーダストリームのガスシリンダーへの充填をするためのアダプターが必要になります。
「ソーダストリーム　ミドボン」で検索すると出てきます。
Amazonや楽天、Yahooショッピングでも出てきますがあまり出てきません。
あったとしても少し高額になってしまいます。
おすすめはヤフオクやメルカリです。２０００円以内でアダプタを購入することができます。

これは私が使っているものになります。

ガスシリンダーの炭酸が無くなる前に入手しておきましょう。

ここまでできたら格安炭酸水を作る準備は完了です。

ミドボンからガスシリンダーに充填する方法

ミドボンとアダプターを手に入れたら、空になったガスシリンダーに充填する作業を行います。
アダプター購入時に手順書が入っていますので、それに従って作業をすれば良いですが、ここでは簡単に充填方法を説明します。

最初は少し緊張しますが、すぐに慣れてきます。単純な作業だからすぐに覚えることができます。
このようにして、ガスシリンダーに炭酸ガスを充填していきます。
ガスシリンダーは４１０gで満タンになりますので、４００g程度充填されれば完了です。
目安として、空のシリンダーは７５０gくらいなので１２００g弱になればOKです。
シリンダーの規格が異なる場合もありますので、空の状態で一度重さを測定してみてください。

留意点として、充填前に冷凍庫で十分に冷たくしておくと多く充填することができます。
一度の充填では満タンにすることが出来ません。特に僕の場合、冬場は一度に１００gくらいしか入りませんので、同じ繰り返しを４回程度繰り返す必要があります。
そのため、充填中に炭酸が飲めなくならないためにガスシリンダーを２本用意しておいた方が無難かと思います。

満充填されたら、あとは常温で保管してください。
格安炭酸水ライフを楽しむことが出来ます。

ミドボンは５kg＝5000gでガスシリンダーは410gですので、ミドボン１本で１２〜１３本分の補充をすることが出来ますね。

格安炭酸水の費用比較とメリットデメリット

①ペットボトル５００ml　②炭酸メーカーでガスシリンダー交換　③ミドボン格安炭酸水充填
を比べてみました。
何がどれだけお得になるのかを表にしました。
参考例として、ミドボン費用は３６００円、1日に１０００mlを消費する、ソーダマシン価格は１００００円をデフォルトで記入しています。

比べると一目瞭然です。ペットボトル５００ml炭酸水の約1/10の費用で済みます。５００ml換算で普通炭酸ならば実質４円で炭酸水を作れることがわかりました！
また、初期費用も合わせた年間コストと、５年間続けたときのトータルコストも比較してみました。
ミドボン炭酸水は一桁も安くなることがわかります。
ご自身の環境でも試算できるように、Excel計算表を公開しますのでご自由にダウンロードして比較してみてください。

冒頭でも記載しましたが、格安炭酸水の費用面以外のメリットとして以下が挙げられます。

逆に格安炭酸水のデメリットとしては、

1. ミドボンの置き場所を確保する必要がある
2. ミドボンは大きくて重いため購入時や交換時に車が必要かも！？

置き場所に関しては、ミドボンは動かす必要がないので、部屋や納戸の片隅にでもおいておくスペースがあれば気になりません。ミドボン搬送には車があれば便利ですが、難しければネットで購入してしまえば玄関まで運んでくれますよ。

飲むだけじゃない！格安炭酸水の色々な活用法

飲料用途が一番の目的と思いますが、これだけ激安で炭酸水を作れてしまうと飲料以外にも様々な活用法があるので紹介します。

格安炭酸水でこれだけたくさんの用途に使えます。飲みきれなかった翌日の気が抜けてしまった微炭酸の有効活用にもなりますよ。

格安炭酸水で合理的なシンプルライフを

一つのもので多目的に使えることで、余計なモノが減り、ストレスフリーな充実した生活を送ることができます。

炭酸ライフは本当にお勧めできます。是非、みなさんも格安炭酸水生活にシフトしてみてください。