ランクルから日産リーフに乗り換えてみた【Part1】

自然とテックの合わせ術
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今まで車ネタはあまり投稿してこなかったのですが、思うこともありEVに乗り換えた、というお話です。

2020年からトヨタのランドクルーザー100のクラシックカスタムというユニークな車に乗っていました。2004年製造、V8 4600ccというバカでかいエンジンを積んだエコからかけ離れたアメ車のような、しかし頑丈でどこでも突進できそうな車でした。
そして日産リーフ(第2世代)乗り換えたのは昨年2022年の9月のことです。

乗り換えてから4ヶ月ほど経ちましたので、どのようなライフスタイルの変化があったのかを書きたいと思います。

当時はキャンプとアウトドアカーのブーム

ランクルを乗り始めた当時はまだ以前に働いていた社畜時代だったときでした。
当時は僕もアウトドアが好きで、癒やしを求めてバリバリと登山やキャンプをしていました。

車は日産のムラーノでした。社会人になり、始めて自分の稼いだお金で、新車で買った思い出の車でしたが2011年から大切に乗り8年目に突入するというときに、そろそろ乗り換えを検討していたところ「一度はランクル」という思いが大きくなっておりました。
しかし、現行ランクルは好みではないし、所謂クラシックランクルの60だとか70は中古市場では頭数も少なくメンテナンス維持費も掛かりそうだし、そう思っていたときに一目惚れしたのはこちら。

ランクル100を今風かつクラシックな見た目にカスタムしたランクルクラシックカスタムでした。
2004年当時の最先端機能を詰め込み、内装もキレイで充実。そして少し古臭い外装をガラッとカスタムしちゃうことでこれだ!と感じたわけですね〜
ランクル100はまだ中古市場でたくさん出回っており比較的安価で調達ができ、自分好みのカスタム分だけ上乗せしても新車のコンパクトカー並で買えちゃうことが最後のひと押しとなりました。

ランクルに乗り換えた理由(言い訳)いろいろ

憧れのランクルに乗りたかった

最大の理由が憧れでした。僕が18のときに叔父がランクル100に乗っており、このランクルでスキーに連れて行ってくれました。雪山をガンガン走る巨大な車に乗せてもらい(運転もさせてもらい)、「大人になったらランクルに乗ってやる!」とずっと心の片隅にありました。そんなときに再び当時と同じランクル100に出会った時に、ずっと憧れだった車だし、これしかないと思ったわけですね。

本物のSUVが欲しかった

次に自然災害が多発していたこと。地震や豪雨が増えてきており、床上浸水してしまった地域のTVニュースで、平然とランクルがバシャバシャ走っているのを見て、やはりランクスすげえとなったわけです。
オフロードがんがんOK、川だって渡れちゃう、雪道へっちゃら、強靭なラダーフレーム構造によりボコボコになっても走り続けることができる本物仕様に乗っていれば、何があっても大丈夫だ、という安心感が欲しかったわけですね。もちろんキャンプ場や登山口までの山道も安心して行けるのもとても重要なことでした。

リセールバリューが桁違いだった

買った瞬間に資産価値が落ちてしまう車はたくさんあります。しかしランクルだけは別物でした。
通常の車で走行距離10万キロ走ったら買い替え時と言われますが、このランクルは10万キロまでが慣らし運転と言われるほどです。
ランクル100はさすがに値落ちしていますが、既に底落ちしているためこれ以上下がることはない。またカスタム仕様で付加価値が付くとなれば、少なくとも価値は維持し損することはないだろうと思ったわけです。

1ナンバー登録で維持費も安くできる

普通に3ナンバーで登録してしまうと毎年の自動車税がバカ高くなります。なにせ4600ccの排気量で15年超の車となると10万円近い自動車税を払う必要があるのですが、それを回避する方法として1ナンバーの自家用貨物登録してしまうことです。
毎年の車検が必要になる代わりに自動車税は2.5万円と格安となります。
1ナンバーと3ナンバーで車検含めた維持費を比較しても安くなるし、
さらに古いクルマだし、年1回のメンテナンス代わりに車検してもらった方が良いよね、という理由で1ナンバー化したことで導入の敷居がかなり低くなったことも理由の一つでした。

フルカスタムのランクル100ライフが始まりました

カスタムは外装と足回りが中心です。
ベージュのオールペン、バンパーを樹脂グリルに変更、丸目ヘッドライト、TOYOTAエンブレムロゴ、車高2インチアップ、タイヤはBFGのA/Tタイヤと、ペンドルトンのオリジナルシートカバーなどなど。豪華にカスタムした結果、自分好みの世界に一つだけのランクルが出来上がり納車したのが2020年の9月のことでした。

ランクル100を2年間乗ってみた感想

ランクル100クラシックカスタムの良かったところ

取り回しが慣れてしまえばとにかく快適な車でした。V8エンジンは車内も静かで振動もなく快適。
デカくて丸目で可愛いクラシックなスタイルはレアな存在で魅力があり所有感を満たす車でした。
運転席や2列目はそこまで広くは無いですが必要十分、荷室が大きいためたくさん荷物が載せられるしキャンプには最適。車内泊だって余裕でした。
車好きに声をかけられるほど(しかしランクル60や70ユーザーにしてみれば偽物なのですが)ひと目置かれる存在でした。
それと同時に、やはりデカくて存在感があるため、ナメられたり煽られたりすることも全く無かったです。

ランクル100クラシックカスタムの悪かったところ

良い点ばかりではありません。一番のデメリットは燃費です。
通常走行でリッター4km前後。80リットルの燃料タンク満タンにしても300kmほどしか走らない燃費の悪さでした。しかもハイオクです。
給油のたびに諭吉さんが吸い込まれていく燃費の悪さは、ちょっとしたお出かけでは車使いたくないなと思ってしまうほど気持ち的な変化がありました。
もちろん燃費が悪いことは事前に分かっていました。その時は経済的にも余裕があったし燃費気にしてたらこんな車乗れないよね、という気持ちの切り替えを無理やりしてだましだまし乗っていました。

さらに、高速道路料金が中型車になることです。しかも休日割引のようなETC割引も無いことで高速料金は異様に高く付きました。
こちらも事前に分かっていましたし、高速に乗る機会なんてほとんど無いよね、ということで懸念事項に上げることも無かったですが実際はやはりケチな僕にとってはとても気になることでした。

経済的事情の他の日常の使い勝手面でのデメリットとしては、乗り降りが大変だったことです。車高を上げていたため毎回登って乗るようなスタイルは、子どもは一人で乗ることが出来ないので毎回サポートが必要でした。また妻も乗り降りが大変ということで不評でした。

それと、これは高年式車にはよくあることですが突然のトラブルに見舞われることです。

ウォーターポンプの故障や荷室の雨漏り、シートヒーターが効かなかったり、遠出外出時の突然のトランスミッション系の警告ランプがついたりと、なにかとトラブルが付き物でした。仕方ないことですがトラブルに見舞われたらどうしよう、という心配事が常に心のどこかに合ったのは事実です。

ランクルからリーフに買い換えることにしました

今回はランクルについてお話しました。
まるまる2年間乗り、2回の車検を通して買い換える決心をしました。
大好きなランクルでしたが、日産リーフに買い替えたのは2022年の9月のことです。
ライフスタイルの変化や価値観の大きな変化があったことが大きな理由ですが、なぜ大型SUVからEVに乗り換えることになったのか、たくさんの理由も合わせて次の投稿で語っていきたいと思います。

EVってどうなの?も踏まえて僕なりの見解も解説していきたいと思います。

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