自然を感じるベアフットランニングのすすめ【BORN TO RUN】

自然を感じる行動術
AD

ベアフットランニング、日本語だと裸足ランニングと言いますが実際はペラペラのサンダルのような、ワラーチ(わらじ、草鞋)と呼ばれるものを履いて走ります。
自然を感じ、地面を感じ、人間本来の走り方が出来るベアフットランニングの魅力をお伝えします。

ベアフットランニングの魅力

忍者走りが人間本来の走り方!?

ソールにしっかりとクッションが入っているランニングシューズを履いて走ると、どんな走り方をしたって足が痛くなることはありません。
しかしそんなクッションで覆われている靴でさえ、長距離走ると足裏が痛くなったり膝腰がいたくなったりします。それはその箇所に負荷がかかっているから、つまりランニングフォームが悪いからです。

ベアフットランニング(素足ランニング)を初めてやったときの衝撃は今でも忘れることはできません。足裏が痛くて全く走れないんです。ガンガン衝撃が響き、「こんなんで走れるかー!」と思いました。

理由はとても簡単でした。シューズを履いて走ると、かかとから着地していたことに気づきます。
かかとから伝わる衝撃は、ソールにクッションがある靴であればある程度吸収することができます。
しかし裸足で走る場合そのクッションがないため、ダイレクトに衝撃が伝わり、その力が膝、腰、背骨、頭まで響くのです。

この衝撃を人間自信で吸収するために、かかとからの着地ではなく、つま先からの着地方法に変えるのです。


フォアフット着地とも呼ばれ、まるで忍者の抜き足差し足のようなイメージになると思います。
そうです。つま先からの着地に変更すると従来のバタバタ走りではなくまるで忍者のように「静かに」走れるのです。

それはつまり、着地時の衝撃を受け流し分散することでスムーズな優しい走り方になるのです。
つま先から着地し、そこから足裏の骨と筋肉を使い、かかとまでの「バネ」を有効利用することでショックを吸収し走ることができます。

これがベアフットランニングの走り方の基本となります。
そして、これが本来の人の走り方であり、力を受け流すような動きになることで身体に優しく、足裏も膝も痛くならない、怪我のリスクが減る走り方なのです。

足裏で自然を感じながら走る

ベアフットランニングは素足感覚のランニングなので、地形情報がダイレクトに伝わります。
ロード(アスファルト)は硬くて嫌だな、土は気持ち良いな、草はフワフワで走りやすいな、砂利道は不安定で足もとに力入れて走らなきゃだな、トレイル(山みち)は一歩一歩踏み場を見て集中しなきゃだな。みたいにです。
ランニングシューズだと何も考えないで走っていたのに、ベアフットランニングでは足もとからのものすごい情報量で常に走り方を変え、走る場所に気をつけるのです。
そして、慣れてくると自然と街より森で走りたくなり(実際にオフロードの方が走りやすいんです)自然との一体感を感じながら走ることができます。
トレイルランニングとの相性がぴったりですので、是非一度、近くの土がある緑地公園や森を走り抜けてみてください。

ベアフットランニングでおすすめシューズ

このサンダルを買っておけば間違いなし

ランニングサンダルの定番、ルナサンダルです。
安心感のある抜群のグリップとフィッティングで、まずこれを買っておけば間違いありません。
素足ランニングが不安な方向けに初めての一足に超おすすめです。

こちらも有名です、ゼロシューズ(XERO SHOES)はルナサンダルよりももっと原始的というかペラペラのサンダルが多いです。僕の一押しはCloudというモデルです。名前の通り雲の上にいるように軽く、ペラペラだけどトレイルでも十分走ることができます。

ゼロシューズは見たところ在庫が少なめみたいですね。。

ベアフットランニングの定番=ワラーチ、わらじ、草鞋

ルナサンダル、ゼロシューズのサンダルでも十分ベアフットランニングを楽しむことが出来ますが、自作することも可能です。キャンプで使うパラコードのような紐と、ソール(ビブラムシート)があれば簡単に作ることができます。費用が約2000円くらいで買うよりも断然お得。
どうしても市販の靴では合わない人は、自分の足にフィットするワラーチを自作してみてはいかがですか?

詳しい作り方は過去に記事にしたリンクを参照してください。

BORN TO RUNという本を知っていますか

ベアフットランニングを始めるのなら一度は読んでおきたい名作です。
「走るために人は生まれてきた」そんな思いがつまった一冊なので是非読んでみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました