【超簡単】ダイソーで全部揃うおしゃれなコンポストを今すぐ始める方法 【初期費用700円】

自然に生きる暮らし術
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どこでも誰でも気軽に、お金をかけずに、スペースを取らずにコンポストを始めたい人向けの100円ショップで全部揃う超お手軽で費用も掛からない自作コンポストを紹介します。

100円ショップのダイソーで全部揃う、ダイソートートバッグコンポストを紹介します!

コンポスト運用をして半年が経ちました

僕は今年から自作DIYコンポストを運用し、半年が過ぎました。
夏に一度、土を半分入れ替えたりして発酵促進していたのですが、最近はあまり土の温度も上がらず、生ごみの分解も遅くなってきてしまいましたので、いちど全て熟成させ堆肥化させたいと思います。

前回のコンポストDIY記事は以下をご参照ください。

この木箱が熟成に入りましたので、その期間生ゴミ捨てられませんので、新しいコンポストを制作したいと思います。

もっと手軽にお金をかけないでコンポストする方法を考えました

2つ目として同じ木箱を作ればいいじゃん、と思いましたが実際木箱のコンポストを作るのってめんどくさいですよね。ホームセンター行って板買ってカットして釘打って‥

半日くらいで出来る日曜大工レベルですが、工具だって必要だし車がなければ木材の運搬だって出来ないですよね

そうです。DIYなんてしたことがない人にとってはDIYする知識も道具もないし、そもそも土の基材だって入手するのが大変だし。。

そこで、100円ショップのダイソーでだれでもすぐにコンポストの材料が入手できて今日から生ゴミゼロ生活を始められる方法を考えましたので紹介します!

ヒントは最近話題のLFCコンポスト

最近、コンポスト界隈で話題?のLFCコンポストは知っていますか?
トートバッグ型でインテリアにも馴染み、都会の狭い部屋やベランダでも気軽にコンポストが始められるあれです!

従来のコンポストのイメージとは違い、とてもおしゃれでベランダや玄関先に置いても馴染んでしまう外観。
しかしこのLFCコンポスト、セットで購入すると4000円くらいするんです
捨てるゴミに4000円も出せないですよね。僕の考えですが、お金をかければ解決できるモノって世の中にたくさんあると思うんです。しかし僕が目指すのはお金なんてかけずに経済的にも環境的にもエコなシステムだと思います。

そこで、僕は考えました。
完璧ではないけれど、少しだけでも環境に意識してくれた人に対して、すぐに行動してもらえるきっかけとして。誰でもお金をかけず、今日からできるコンポストとして。

ダイソーで用意するものはたったのこれだけ

トート型保冷バッグ(300円)

今回はこの、保冷バッグとして売られている300円の見た目おしゃれなトートバッグを利用します。
内側がアルミになっている厚手タイプのトートバッグです。


ジッパーで開閉でき虫の侵入を防いでくれます。しかも上面は不織布なので適度に換気でき、好気性最近たちの酸素不足になることはないと思われます。

容量は幅30cm x 奥行14cm x 高さ28cmなので、最大容量として約12Lになります。
この容量でどのくらい生ゴミを消化できるのかと言うと、1日約200gになりますので、一般家庭から出る生ゴミ量平均500gと比較すると半分くらいのサイズです。

一日に出る生ゴミ量:コンポスト最大容量=100g : 6Lの比率でコンポストの必要な大きさが分かります。

このサイズ感が適している人は‥

1日1食程度しか自炊をしない世帯
1〜2人暮らしで日中は家にいない世帯

おかずは買ってきたお惣菜メインの世帯

この容量で足りない世帯は、バッグを二つ買えば解決ですw

腐葉土(2.5L)

腐葉土には糸状菌類がたくさんいます。この微生物を活用します。100円で2.5Lのものが購入できます。

ピートモス(2L)

保水性があり、コンポストの基材でよく使われるやつです。
ミズゴケ類などの蘚苔類、ヨシ、スゲ、ヌマガヤ、ヤナギなどの植物が堆積し、腐植化した泥炭を脱水、粉砕、選別したもので園芸用土や土壌改良材としてよく用いられるやつですね。これが2Lで100円です。

バーミキュライト(2L)

こちらも土壌改良材として使われて土の栄養となるものです。
保冷バッグを用いるため、通気性がよくない分、基材の通気性をよくするために投入します。これも2Lで100円です。

油かす(450g)

有機肥料の発酵促進剤として投入します。本来であれば米ぬかやくん炭などが使われますが、100円ショップでは取り扱いがないため、油かすで代用することにしました。

生ゴミ投入開始までの最終ステップ

ダイソーで必要な材料が揃ったら後少しです。
あとは、生ゴミの発酵分解をもっと効果的にするための、自宅で簡単に出来る一手間を教えます。

米のとぎ汁を使って最適な湿度にする

お米を炊いている人であれば、毎日捨ててしまう米の研ぎ汁はとても効果的です。
1番研ぎ汁の濃いやつのみ、500ccとっておきます。

無洗米を使っていたり、お米を炊かない人であれば、このステップは飛ばしても大丈夫です。

基材をまぜまぜする

腐葉土、ピートモス、バーミキュライト、油かすを全部投入します。
全部投入したら約7リットルあります。バッグ容量の半分くらいになると思います。
入れたらジッパーを閉めてフリフリするだけ!
10秒くらいフリフリすれば綺麗に混ざりますよー

買った基材を全部投入してジッパー閉めてシャカシャカするだけ!簡単でしょ?

基材が混ざったら、米の研ぎ汁500cc、お水500cc 計1リットルを投入します。
研ぎ汁がなければ水1リットルで大丈夫です。
スコップなどでまぜまぜすれば完成です!

握って固めて軽く固まり水分が少し滲むくらい(握って水分が滴り落ちないくらい)がちょうど良いですよ。試しに握ってみてください。

これで準備完了です。
ジッパーを閉めて1日起きましょう。

生ゴミ投入準備完了しました

翌日基材の温度を測ってみると、なんと55度!熱々になって発酵してます。

早速生ゴミを投入してみましょう。

ダイソーお手軽コンポストの容量は小さいため、1日200gくらいを目安に投入しましょう。

目安の容量はこのくらいです。
400gのヨーグルトカップに約2/3溜まったくらいです。
ヨーグルトカップに生ゴミを貯めておくのが便利でオススメです!

あとはスコップでまぜまぜするだけ。なるべく毎日かきまぜて酸素を全体に行き渡らせるようにしましょう。

僕もダイソートートバッグコンポストは始めたばかりなので、耐久性や生ゴミ分解効率含め、報告していきたいと思います。

お手軽コンポストで誰もがゼロウェイストに一歩近づこう

生ゴミのほとんどは水分です。それを燃えるゴミとして燃やすのにたくさんのエネルギーを必要とします。
仮に毎日200グラムの生ゴミを捨てていたら一年で110キロのゴミになるんです。
110キロの生ゴミですよ??
仮にですよ?このブログを見てくれて実践する人が日本で1%いたとします。
日本の人口は1.2億人なので、120000000 x 1% x 110kg = 13.2万トンにもなるんです。

これがコンポストによりゴミとして処分されず、堆肥として再利用することができるのならゴミ問題の解決に向けて大きな一歩となりませんか。

または、毎週2回ほど、有料の燃えるゴミ袋を使ってゴミ出ししてませんか。
生ゴミが無くなったら、それが1週間に1回、あるいは2週間に1回に減ります
有料ゴミ袋を買う頻度も大幅に減るので、コンポスト費用の700円はすぐに回収することができます。

自分のために、地球のために。

今回は本当に手軽に出来るコンポスト誰もが、ストレスなく気軽にできるゴミ削減方法として是非行動してみてください。


コメント

  1. あさひ より:

    コンポストをやってみたいと思っていました。
    ダイソーの材料でコンポストができるんですね!
    おしゃれなバッグ型のやつはすごい高いのでとても助かります?
    あと、もしかして生活クラブに加入されていますか?
    ヨーグルトの写真、生活クラブのですよね〜
    私も入っているので仲間ですね☺️
    混ぜる土なども書いてくださっていて、とても有力な情報です!ありがとうございます!!!!

    • ありがとうございます。参考にしてもらえたら嬉しいです。
      生活クラブの使用済みカップ(卵ケース、ヨーグルトカップ、納豆カップ)も色々と活用できるので今後ご紹介しますね!

  2. 廣川雄三 より:

    堆肥作りは絶対的に空気(酸素)が必要ですので
    ダイソーの円筒形洗濯ネット(ファスナー付き)を
    被せて虫よけ対策をされると良いかと思います。
    保冷バッグのファスナーは締めない方が良いかと思います。

    • アドバイスありがとうございます。この保冷バッグは上面ファスナー周辺はメッシュのような通気性のある素材ですので、洗濯ネット不要で利用可能です。
      また同時に虫除けにもなっております。実際にこの運用で堆肥化できておりました。雨水は入らないように対策したほうがよいかもしれません。

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