おしゃれなマイボトルをどこにでも持参してゼロウェイストしてみる

自然とテックの合わせ術
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僕はもう5年くらい、外で飲み物を買っていません。
自販機やコンビニの飲み物は一切買わない習慣がついています。
外で飲み物を買わないことでペットボトルやカップなどの使い捨て容器がゴミにならず、結果としてゼロウェイストにもつながっています。
コーヒーショップに行っても、必ずマイボトルに注いでもらいます。

ぼくたちの将来と次の世代を守るためにすぐにアクションできる、そのひとつがマイボトルです。

メンテが大変そう?めんどくさそう?

そんなことありません。
むしろ、とても便利でお金の節約もできるし、ゴミが出ないので環境にも優しく、そして見た目もおしゃれ。

たくさんのメリットがありますので、僕のマイボトルライフを紹介します。

マイボトルの選び方

どんなボトルを買った方が良いのか。悩みますよね。
ボトルの種類や用途は、以下の3点を基準として考えると自然と自分に合ったボトルを選ぶことができます。

マイボトルを選ぶ基準はこの3つをポイントにしよう!

①どの容量(大きさ)にするか 
②どんな飲み口の形状 にするか 
③保温の必要があるかどうか

です。この3点で条件を決めておけば、あとは自分の好きな色やデザインのボトルを選ぶだけです。

目的に合ったマイボトル容量を選ぶ

おすすめは10oz(300ml)〜22oz(650ml)です。
それ以上でも以下でも使いづらく用途がかなり限定されてしまうのであまりおすすめはしません。
それぞれのサイズに見合ったシーンを具体的に紹介します。

10oz (300ml)以下は飲みきりサイズ

10オンス以下の容量はマグカップくらいの容量ですね。

ボトルで持ち歩くよりも密閉できないカップタイプやタンブラータイプが最適です。

その場で飲み切ってしまう、あるいは自宅や職場で使用するのに最適なサイズです。

12oz(355ml)はコーヒー、紅茶にぴったりサイズ

12オンスは、ちょうど350ml缶くらいの容量になります。

レギュラーサイズのコーヒー2杯分くらいですね。

朝にコーヒーを入れて外出し、昼前くらいにちょうど無くなる最適サイズなのです。
コンパクトに持ち運べてちょうど良いサイズが12オンスサイズです。

この容量は、スターバックスやタリーズのトールサイズ(350ml)、ドトールのLサイズ(270ml)、エクセルシオールのLサイズ(380ml)にぴったり。
マイボトル値引きもされて、お店で飲みきらなくてもそのまま持ち運べてとても便利です。

18oz(532ml)はごくごく飲めるお茶やアクティビティ中にぴったりサイズ

18オンスは500mlのペットボトルサイズです。

お茶や麦茶をごくごく飲むときや、昼食時の飲み物などに最適サイズです。
または、アクティビティ中や、夏場の外出時には少なすぎず飲み切りサイズですね。

20oz(592ml)は、ビールや炭酸にちょうど良いパイントサイズ

20オンスは大体ビールの1パイントに相当する量です。

ビールの中ジョッキよりも多く、大ジョッキや瓶ビールよりもすこし少ない量です。
日本では馴染みがありませんが、アメリカや英国ではスタンダードな単位です。

ビールに限らずサワー類や、あるいは炭酸水でも、炭酸類の飲み物にちょうど良い量ですね。

1パイントという量がグラスが温くならず、ちょうど良く飲み切れる量なんです。
ビールや炭酸には多すぎず少なすぎず絶妙なサイズでとてもおすすめです。

22oz(650ml)はスムージーや汗をかく場にぴったりサイズ

22オンスは、ジムで1時間の運動プログラムに参加するときの飲料や、お風呂でのサウナ後のお水にぴったりな容量です。
汗をたくさんかくアクティビティで500mlのペットボトルは物足りないときに最適です。

プロテインシェーカー代わりだったり、朝食のスムージーを作るのにも使えるサイズです。
このサイズを持っていると用途が広がりますよ!

目的に合った飲み口の形状を選ぶ

【メンテナンス性重視派】お手入れが簡単な方が良い人向け

掃除するときに、毎回たくさんのパーツを分解する必要がある、そのパーツが掃除しづらい!
そんな方にはシンプルな構造でスクリューキャップをお勧めします。

【メンテナンス性重視派】掃除がしやすく氷を入れやすい広口ワイドボトルタイプ

ボトル口がガバッと広いワイドタイプは手とスポンジが入るため掃除がしやすいです。
また氷も入れやすく、ガブガブ飲めます。

【利便性重視】片手ですぐに開閉したい方はワンタッチオープンタイプ

ドライブ中で目が離せないとき、片手が塞がっているときに簡単に開閉できるワンタッチタイプが便利でお勧めです。

【こぼれにくさ重視】口が絞ってある狭口の直飲みタイプやストロータイプ

歩行中、運動中、ドライブ中など不安定なときに飲む必要がある場合は狭い口のものか、ストロータイプを選んでください。
狭口のものは子供もこぼさずに飲むことができます。

飲み口が広いか狭いかと、キャップの形状の組み合わせでそれぞれ良いところ悪いところがありますので、用途や好み、性格に合ったものを選ぶようにするとストレスフリーですよ。

マイボトルに保温機能は必要かどうか

マイボトル水筒=魔法瓶=保温タイプ がほとんどだと思っていませんか。
保温機能が本当に必要かどうかも見極めてください。
それぞれのメリット、デメリットがあります。

保温タイプのメリット

保温タイプのメリットは保温できることです。はい、そのままです。
朝淹れたお茶が昼過ぎまで暖かい。
夜になっても氷が残っていてキンキン。
あとは、保温タイプの方が種類が多いですね。

保温タイプのデメリット

まず、保温タイプは必ず2重構造となっておりその間が真空断熱となっているため保温効果を得られます。
その構造のため、サイズに対して容量が小さく重いという性質があります。
保温タイプと保温しないボトルを比べると、サイズはひとまわり大きく、重さは100~150グラムほど重いです。

保温しないタイプのメリット

すばり、軽量でコンパクトであるということです。また構造がシンプルであるため、丈夫で価格も安く購入でできます。

保温しないタイプのデメリット

保温しないことです。はい、そのままです。
あとはボトル自体が1層構造となっているため、氷を入れると結露します。
熱いコーヒーを入れると熱くて持てなかったりします。

これ、以外と盲点ですよ。

おすすめ愛用マイボトルを紹介します

用途に応じて年々買い足し、今は下の写真の5種類を使いまわすことで落ち着いています。
それぞれのボトルの特徴と用途を合わせて紹介します。

1. Klean kanteen classic wide insulated 12oz

僕が最初に買ったマイボトルです。もう10年くらい使い続けています。
保温機能があり、ワイドの12oz(355ml)サイズでコーヒー専用ボトルです。
キャップはスクリュータイプとカフェキャップを使い分け、外出するときは常に持ち歩き365日稼働しています。

この商品のおすすめポイントはコンパクトで持ち運びやすく、ホットでもアイスでも抜群の保温性能があります。
すんぐりタイプで背が低いため、コーヒーメーカーの直注ぎが可能なところがポイントです。
僕はデロンギの全自動エスプレッソメーカーを使っていますが、直注ぎができる背の低いボトルってなかなかないんですよね。。

デメリットは漏れやすいこと
キャップが少しでも締めるのが緩いとダダ漏れになるし、スクリューキャップでは開けるたびにお漏らしをするし、カフェキャップは開いてるのか閉じているのか分かりづらく、つい開けたままリュックに入れてしまうとリュックの中がコーヒーまみれになります。
もう何十回とコーヒー漏らしてきましたが長年愛用し愛着が湧いており他に浮気することができません。

現在はTKボトルという新シリーズが出てしまったため、こちらはクラシックボトル扱いです。
この12オンスサイズは公式サイトでは絶版のようですが一部サイトではまだ取り扱っているようです。
この新シリーズTKワイドタイプは構造が変わったため漏れは少なくなったようですが背が高くなってしまったため、僕のコーヒーメーカーでは直入れが出来なくなっています。。

2. Klean kanteen classic bottle 18oz

こちらは保温なしタイプの18oz(532ml)で飲み口が少し狭いタイプのものです。
デザインは北アルプス上高地の徳沢ロッジ限定モデルです。
保冷保温が必要ないときの水や麦茶などを入れています。
小さいのにペットボトル500ml容量が入ります。
軽量であるため登山時のボトルや子供の水筒がわりに使っています。
飲み口が狭めなため、子供でも飲みやすいです。

3. Hydro Flask narrow cap 18oz

こちらはHydro Flask社の保冷保温ボトル18oz(532ml)です。
Hydro Flaskが日本上陸する前にアメリカで購入しました。
narrow cap(狭口タイプ)は現在日本では取り扱いがないモデルとなります。
シンプルなデザインで保温力は抜群です。
はっきり言ってボトル内の掃除はしづらいので、お茶や水用途、あるいは熱湯持ち運び用です。

登山などの日帰りハイクのお昼にカップラーメンを食べたかったら、ここに熱湯を入れて持ち運べばお湯を沸かす器具なんて不要。
あるいは真夏のハイクでキンキンに冷えた水を飲みたいときにちょうど良いです。
狭口なので歩いていながらでも飲みやすい!

現在販売されているのはNarrowよりも少し広い、Standard mouth というものが良いかと思います。
パウダーコーティングがされていて持ちやすく、そしてカラーが豊富なのが良いですね。

4. Revomax Revomax2 20oz グラウラー

グラウラーというのはビールなどの炭酸を入れても問題ない構造となっている炭酸対応ボトルです。
Revomaxは2015年に創業された新しいプロダクトで、その特徴はなんといっても独自のキャップです。

片手でワンプッシュで開閉ができ、シリコンを変形させて密閉する構造なのでスクリューのスリットがない自然な飲み口となっています。

炭酸やビールも吹きこぼれずスポーツドリンクにも使える!抜群の保温・保冷力を持つ真空断熱ボトル「RevoMax2」

その使い心地はかなり画期的であり、また炭酸を持ち運べるというのが素晴らしいです。
家で作った炭酸水で、ハイボールやレモンサワーを持ち運ぶことができるのです!

また近年増えてきた持ち帰りができるビールのお店タップバーなどでも美味しいクラフトビールが自宅で飲むことができます。

これ一本は絶対持っておくべし。パウダーコーティングされていておしゃれ。とてもお勧めです。

サイズは20オンス(1パイント)が絶対おすすめ。炭酸やビールにはぴったりサイズです。

もちろんですが炭酸じゃない飲料にも使えることができます。
保冷力は脅威の36時間だそうです。

ちなみに僕が持っているのは、東京国立市のせきやタップスタンド限定デザインのものです。
くにたちビール醸造所(通称くにぶる)のロゴ入りです。
もちろんここでビール量り売りのテイクアウトが出来ちゃいます。
ビールを入れて翌日になっても炭酸と保冷キープできちゃう優れものです。

ビール量り売りマップがありますので、ぜひ探してみてください。

5. Nalgane bottle Tritan flat cap 22oz

こちらは22oz(650ml)の保温なしタイプ、定番のナルゲンボトルです。
フラットタイプのキャップで、And wander コラボ柄を使ってます。山のデザインが素晴らしい。
超軽量で常温の飲料に最適。

これにはいつもレモン水を持ち歩いています。

さらに仕事終わりのジム運動後にはこれにプロテインを入れてシャカシャカして飲む
お風呂に持ち込んでサウナ後の飲料水
あるいはスムージーを作ってこのボトルに入れて朝食を。
ナッツなどのつまみをいれるのもありで、多用途にガンガン使えます。
また、この22オンスというサイズ感も絶妙です。ペットボトルよりも容量が大きいけれど、ちゃんとリュックのサイドポケットに収納できるんです。
1Lタイプなどもありますが、ここまで大きくなるとサイドポケットには収納できなくなるんですよね。

マイボトルを持参してストレスフリーになろう

マイボトルの選び方や基準から、おすすめ製品までを紹介しました。
いちどマイボトル生活を始めるとすぐに慣れます。
なにより、毎回コンビニや自販機で買っていたお茶やコーヒー代が浮きますので、ボトル代金なんてすぐに元が取れてしまいます

そして、飲み終わってもゴミが出ないので自然とゼロウェイスト生活に少しつかづくこともでき、無理なく持続可能な環境に近くことができます。

また、カフェなどでマイボトルにコーヒーを入れてくれるお店はたくさんあります。
マイボトルを持参してお店に行ってみてください。

スタバやドトールなどのコーヒーショップでマイボトル提供可能なお店がたくさんあります。
また、実はローソンのコーヒーもボトルに入れてくれますよー!

少しの掃除の手間は増えてしまうけど、なによりおしゃれだし、保温もあったり、使い勝手が良かったりでマイボトル生活は自分自身にとってとてもストレスフリーな生活をすることができます。

ひとりがマイボトルに変えるだけで1年間にどれだけのプラゴミが削減されるのか考えてみてください。

朝のコンビニで100円のコーヒーを買っている習慣、コンビニのお弁当と一緒にペットボトルを買っている習慣、カフェで使い捨てカップに入れてもらっていた習慣を見直してマイボトルを持ち歩く習慣に変えてみませんか。

ぼくたちの将来を、ぼくたちの子供世代を守るためにすぐに無理なくできることをアクションしてみてください。

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