商品価値が高いものを買うことでお得にストレスフリーな環境ができる

自然に生きる暮らし術
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何か物を買うときに、その商品価値について本当に考えて購入していますか?
出費を最小限に抑えるために、安くて程々に納得できるものを買って満足していたら、結局は損をすることになります。
その安かったものを購入し、不要になったとき大体の商品は捨ててしまう運命になっていませんか?
つまり自分が不要になった時点で、その商品価値はゼロになってしまう、ということです。
本当に自分が満足し、結果として経済的にもコストパフォーマンスがよく、環境的にもエコな運用方法を紹介します。

商品価値、リセールバリューとは?

そもそも商品価値やリセールバリューとは何でしょうか?
そのブランドの商品が中古になっても、時を経てもその価値が存在するということです。

リセールバリューが高い商品とは、一般的に「人気商品である」「稀少価値がある」ようなものを指しています。

商品のジャンルごとに定番商品ってありますよね。定番商品は大体においてその領域を切り開いた先駆者であったり、ロングセラーであったり長い歴史を持った商品が多いと思います。
それらは、同ジャンルの他社の似たような製品と比較して高いことが多く、結果として「機能的には変わりないのだから、安い方でいいか」という思考から安い方を選んでしまいます。

または、例えばユニクロや無印商品といた衣類は安くてデザインもそこそこ、品質も悪くないものであるために多くの人が購入しています。
しかし、じゃあもう着なくなってしまったそれらのユニクロや無印の服を売ろうと思っても値段はつきません。つまり商品価値はゼロということです。

なぜでしょうか。

それは、大量生産して価格を安くしているがために、中古になってまで買う人がいない、ということです。
認知はあるのに市場に安価で大量に流通していることで、結果としてリセールバリューはゼロになってしまう典型的な商品です。
いわゆる、良いモノだけどブランド価値は無いモノですね。

身の回りの様々なモノについて、何が本当に一番お得で満足できるのか、僕の経験則からお伝えしたいと思います。

商品価値やリセールバリューが高いものは総じて後悔することがない

本当に良いものというのは商品価値も落ちず、また満足できる商品であることが多いです。
買って後悔した、損した、ということがほとんどありません。

なぜなら、リセールバリューが高いものは多数の人から高評価を得ている商品であり、満足度の高いモノであるからです。

新しい趣味を始める場合、何からどんな基準で購入すればいいか分からない、という場面は多くあると思います。
そこで店員さんに勧められるのは「人気のあるものは〜ですが、初心者用でしたら〜がいいですよ」というセールストークは誰もが経験があると思います。

その文句に従い安いからと初心者用を買ってしまえば、趣味を続けていくうちにいつかはもっと人気の質の良いモノに買い替えますよね。
あるいは趣味が続かなかったから売却するとなった場合、初心者用は値段がつきませんよね。つまりリセールバリューはゼロの品だったということです。

どちらのパターンも、どっちに転んでたとしても結果として損をしています。

最初から、品質がよく人気があり、多くの人から評価されているものを買っておけば最初から満足することができ、それが不要になったときにもリセールバリューが付くので初期投資が高かったとしても結果として得することにつながるのです。

商品価値が底値になった中古品を買うという選択

別の考え方もできます。いくら人気の品でも、レアな品でない限りは多少の値は落ちるものです。
人気の品での中古価格相場はヤフオクやメルカリで検索すればすぐに確認できます。

例えば3年前のキャンプギアが、ヤフオクで新品の半値で売られているとしたら、それが中古相場であり、そこから商品価値が暴落することがないような商品とも言えます。
きっとそんな商品は半値で購入し使い倒したとしても2年後にはまた半値近くで売れるでしょう。

よって初期費用を最大限に抑えたいのであれば中古品を買ってしまうのがリーズナブルな選択肢である場合もあります。

消耗品か耐久品かを知る

消耗品とは、使い込むうちに消耗するモノ。あるいは経年することによりその機能が失われてしまうモノです。

対義語として耐久品という言葉があります。耐久品とは、そのモノを使い込んでも機能的、外観的な損失がほとんどないようなものを指します。

この、消耗品か、耐久品か、という違いによってもリセールバリューが大きく異なります。

例えば、同じフリースというジャンルでも、ユニクロのフリースは1年着たらもう形崩れを起こし見た目や機能も損なわれ商品価値としてはほぼゼロになってしまいますが、パタゴニアのフリースは耐久性があるため5年来ても全く問題が出てきません。そのうえ人気があるために着なくなったとしてもヤフオクやメルカリなどで高値で売却することができるのです。

このように同じジャンルであっても、耐久性があるかどうかによってリセールバリューは全く異なってくるのです。

初期投資が大きくても高品質なモノを長く使うと自然と愛着が湧き大切に使おうと感じます。
初期投資を抑えるために妥協したモノを買うと、その商品はどうせ安いし消耗品だから、という意識になり、耐久性もないため長持ちせず、結局また買い替えたり、後になって本当に良いモノを買ったりと、結局無駄することに繋がります。妥協したものは気持ち的にもウキウキすることはないですよね。

満足度が高く結果として経済的にも得をする、またすぐに廃棄することがないので環境的にもエコに繋がり、その行動がサステイナブルな意識に繋がるのです。

実例:本当に買って良かったリセールバリューの高いもの

Apple iPhone

日本人のほとんどが持っている定番の商品です。
最新機種だと10万円以上するため、Androidの格安スマホに比べるとかなり高く高級品ですよね。

しかしその機能と耐久性、リセールバリューを考慮してみてください。

Androidだと最新OSへのバージョンアップは1〜2回程度しか行われません。徐々に動きも鈍くなり、2年ほどで買い換える方が多いと思います。

対してiPhoneは、古い機種も長くOSのバージョンアップされており、いつまで経っても最新の機能が使えます。4年以上は全く問題なく使えるのがiPhoneの特徴です。

また、買い替えなどで古い機種を売却するときのリセールバリューが高いです。
参考例として、3年前に発売されたiPhone XSは当時12万円程度で発売されました。
現在のヤフオクの相場を見てみると約4〜5万円となっています。

3年間も使った機種が、まだ4〜5万円の価値があるということです。
買い換える場合、その売却益を軍資金に最新機種のiPhoneを購入するようにすれば余裕で10万円以下で購入することができます。

iPhoneは高いから、と格安スマホで我慢して操作にストレスを感じるより、思い切って良い品を購入してデザイン性に優れた、また素晴らしいカメラ機能を備えたiPhoneを使っていたほうが気持ち的にもストレスフリーになります。

パタゴニアのロングセラーフリース

僕も今まではユニクロや無印のフリース、あるいはファッションブランドのフリースなどを購入してきましたが、大抵の服はもっても2〜3シーズンで役目を終えていました。

安かったから購入したものの、すぐに縮んでしまった、毛玉がたくさんついた、着崩れした、他の服に目移りしたなどの理由ですぐに着なくなってしまいました。結果として毎シーズン何かしらのフリースを購入したりして服が溢れ、結局はあまり着ないものが増え、無駄遣いをしていました。

過去の投稿で「選ばないという選択 衣服編」という記事を書きましたが、良いモノを一つだけ、愛着を持って長く着ることにしました。確かにユニクロに比べたらパタゴニアのフリースは何倍も高いです。しかし、毎日これ1着だけを着回し、日中も部屋着もパジャマも、とにかく24時間ずっと着ていられるほど快適です。

ちなみに僕が秋冬シーズンずっと着ているフリースはパタゴニアのシンチラスナップTプルオーバーです。価格は15000円程度ですがヤフオクでの中古価格相場は5000〜10000円程度で取引されています。
これだけ長く着てい他ものが最後にはゴミになることなく、また人の手に渡り再利用される、そしてリセールバリューもいつまでも高い典型的な服です。

このような衣服を購入すれば、その初期投資以上の満足感とお得感が得られることにつながります。

目の前の安さに釣られず本物を見極める

ケチだと思われるかもしれませんが、これを積み重ねることで無駄な出費が抑えられ、自分の生活を豊かにすることにつながります。快適な環境が整い、ストレスフリーな暮らしができ、その考えを続けていくことで結果として自然環境にも優しい、持続可能な暮らし(サステイナブルな暮らし)に自然とシフトしていくことができます。

リセールバリューとネイチャーに繋がりがないと思われるかもしれませんが、結局は、すぐに不要になってしまうような安い商品に手を出さなくなるので自然に優しい自分になることができます。

ほんの、少しの意識だけで、日々の生活のちょっとした工夫で自然でいられる自分になることができます。

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