長ネギの栽培で無限収穫するための方法

未分類
AD

長ネギの栽培を始めたのは2022年の春のこと。
在来種や固定種の種を多く扱っている「野口の種」で「赤ひげネギ」という分けつネギを購入したことがきっかけです。
それまでは一本ネギと分けつネギの違いも知らないまま、ホームセンターで1本ネギである石倉根深や深谷ネギなどの苗を購入していました。

長ネギの種類には、収穫したら食べて終わり、の一本ネギタイプと、ある程度大きくなったら分けつという分身のような現象が起こり1本が2本になる分けつタイプがあることを知ったのです。そして分けつタイプを育てたら、どんどん増えて新たに種や苗から育てる必要がないことも知りました。

こんなお得なネギがあるなんて!と思い、茨城あたりの固定種である、赤髭ネギ、いわゆる皮の表面が赤くなる赤ネギを育ててみることにしました。

去年の4月前あたりから育苗を始めました。初夏あたりにやっと15センチほどの苗になり、畑に移植しました。それから冬に入り2月ごろまでは成長が遅かったのですが春の兆しが見え始めた時期あたりから急成長を始めました。右下の隅っこにあるやつです。

本来は厳冬期あたりが収穫時期でしたが施肥量の問題などもあったのかもしれません、少し遅れて収穫時期となりました。太く立派に成長しました。種から育てるととても時間のかかる野菜ですが、分けつネギの特徴はここまで育ててしまえば、あとは勝手に増えていくという特徴があります。

赤ひげネギはしっかりネギの風味がよく、葉の部分も十分に美味しく食べることができました。

春になり3月中旬あたりからとう立ちが始まりネギボウズがたくさん出てきた頃から分けつが多く始まりました。ネギボウズがでたら種取り以外のネギはすぐさま切っていましたが、しかし葉は固くなってしまい食べづらくなります。そのようなネギ達は葉の部分は切り取って移植すればまた再生するようです。食べても分けつして増えていくので、増えて窮屈になってきたな、と思ったら、一度すべて引っこ抜き、分けつしたネギを分けて、5センチ間隔くらいになるように再度植え替えていけば無限ネギ栽培ができます。

定期的にしっかりと土寄せをすれば白い部分も長くすることができます。僕は放置気味だったため白部分が少なくなってしまいましたが。

長ネギはスーパーで買わずに、年中いつでも必要なときに収穫して使うって素敵ですよね。

ネギの植え方はたくさんの参考サイトに載っているので詳細は省きますが、僕は深く溝を作り、稲わら牛糞と少しの有機肥料を与えて覆土してます。

また、ネギは様々なコンパニオンプランツとして優秀で害虫の忌避、病気予防や成長促進効果があります。畝周りを囲う形で植えてあげるのも良いと思います。

もしお庭に少しでもスペースがあるのなら簡単手間なく無限ネギ栽培を始めることができます。
興味がある方は是非チャレンジしてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました