【インド旅行記】Day1 インドの地へ

ネイチャー兄さんのテキトウ日記
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※この旅行日記は2013年当時に経験し旧ブログに掲載していた記事を移行したものです。

この旅行は俺にとって、きっと大きな意味を持つ旅になるだろう。インドに行く事が決定した一年前から、なんとなくその思いがあった。なにが待っているんだろう。期待と不安を抱えいよいよ出国する。
行きは僕のインド人の友達、ハリと一緒だ。

羽田からシンガポール経由でチェンナイに11時に着く。ここは南インドのターミナルと呼ばれているほど空港は大きい。イミグレーションでは大行列が待っていた。これ待つのか、、いきなりインド式の歓迎を受ける。

一時間待ってやっと外に出る。暑い。しかし東京の夏に似てる。湿度があり汗が吹き出る。ハリの友達二人が待っていた。
歓迎の意味でチャイのお店を探すがなかなかない。
気になっていることを口にしてみた。おれまだ両替してないんだけど?
また空港に戻る。汗が吹き出る。しかし到着ゲートには戻ることは出来ず、両替所がどこいってもない。30分歩いてやっと見つけて2万円を両替する。手数料となぜだかサービス料取られる、ひどいサービスを受けたのに。
9500ルピーを手に入れる。レート高いなぁ。

その後食事をする。初めての手でのご飯。
その後ハリとしばしの別れで、プリペイドタクシーに乗りホテルにチェックインする。とりあえず一息着く。クーラーが涼しい。
天井の扇風機がぐらぐらで今にも落ちてきそうだ。今夜はその下で寝るのか、、
シャワーを浴びる。二日分の洗濯をする。案の定干す場所がなかったので、100均で買ったチャリロープが早速役に立つ。

14時、初めての散策をする。


至る所に人で埋め尽くされている。皆、物珍しそうな顔で俺のことをジロジロ見てくる。そんなに外国人観光客が珍しいのか。何をすることもなく、露店の前で話していたり、ぼーっとしていたり、昼寝をしていたり、とにかくどこにでも人がいる。

街はカオスだった。交差点には信号もないし逆走してるクルマもいる。そして交通量が多すぎる。これでよく事故らないな。バイクが多い。ほとんどが150ccで日本製だ。
黄色いオートリクシャーと呼ばれる三輪自動のタクシーが至る所にいる。日本の力車が語源だそうだ。
すぐにのどが乾き、水を買う、1リットル20ルピー、約40円だ。
街は汚い。まずゴミ箱という存在がない。食ったもの買ったもののゴミはその場に捨てる。
だからハエの量がはんぱなく多い。露店で売ってる食物にもハエが集りまくってる。しかしインド人はそんなこと全く気にしてない。

初めてリクシャーに乗ってみる、当然ながらメーターを使う気は甚だない。ただそこに付いているだけだ。

80ルピーを頑張って値切って50ルピーでマリーナビーチに行く。半分タミル語で何言ってるかよく分からなかったが、無事に到着する。

ビーチは人で埋め尽くされていた。そして熱い。宗教上の問題なのか水着を着てる人は誰もいなく、みな服のまま海に入ってる。


露店がたくさん列ぶ。フレッシュジュース屋、アイス屋、飲み物屋、お土産屋、ファストフード屋。似たようなものしか売ってない。


でかい緑の唐辛子を揚げたやつがそこらじゅうで売ってたけど、怖くて買えない。ゆっくりと1時間かけてビーチを歩く。

危険すぎるなんちゃって遊園地みたいなのに乗りすごい勢いで回っている。いつ事故が起きてもおかしくないくらい。


次はお寺に向かうため、駅に向かう。牛が普通に道にいる。そこらじゅうに糞が落ちてる。すげーなインド!

廃墟と疑うくらいの酷い駅に着いて電車に乗る。どこまで行っても5ルピーと安い。アナウンスも窓もドアもない。

しかしドアギリギリに立ち、少し身体を外に出してみると風が気持ちよく、景色も良い。目的の駅で降り、少し歩いて寺に着く。どうやら寺の中は土足厳禁らしい。みな入口に放置してたけど、パクられるのが嫌で手に持って寺院の中に入る。


あざやかで、なんとなくバリで見た寺院と似ていた。
早速靴を持っていることに注意されて、こっちだ、とどこかに向かわせられる。靴の預けるクロークがあったみたいだ。預けてまた入るのも面倒なので、そそくさと退散する。
寺院の周りには物乞いがたくさんいた。ほとんどは年寄りか身体の不自由な人で、せがんでくる。
こうゆう光景は日本では見ないから、軽いショックを受ける。こんなに沢山いるのか。
最初から物乞いには何もあげないと決めていた、あげると決めていてもキリがないほどいるし、どっち付かずの行動が一番良くない。

夕方になってくる。また駅に向かい、今度はセントラル駅で降りる。
だんだん俺も慣れてきて、こちらに興味を持ったインド人にカメラを向けてみる。特に子供たちにカメラを向けると喜んで笑顔で応えてくれる。ときどき大人も撮ってくれ、と言ってくる。

この人たちは道の横で生活しているようだ。そしてその前で露店を出し、生活しているようだ。
初めてチャイに挑戦してみる。

インド人と一緒に飲むチャイは絶品だった、甘くてコクがありおいしい。小さいカップで4ルピーくらいだった。
その後ゆっくり時間をかけて散策をする。道路脇で露店が列ぶ。
髪飾りの花屋、果物屋、野菜屋、飲み物おかし屋、チャイ屋。
基本同じ店構えで同じものを売ってる。そして大体の人がその露店の奥の道路脇を居住地にしてるようだ。

牛がどうどうと混雑した道で歩いてる、野犬がそこらじゅうにいる、ヤギがいる。


排ガスがすごい。息がつまる。空が濁ってる。こんなところで生活し寝ているなんて考えられない。タバコ吸うより肺が黒くなりそうだ。
夜ご飯の時間になり、外で売っているご飯にそそられるが、まだ買う勇気がない。レストランに寄る。大体のメニューが70から130ルピーだ、たしかに安い。
マサラとチキン、コーラとラッシーを頼み500ルピーだった。あれ?意外とかかってる。

ホテルに戻る。ここにはWiFiがあったので、彼女と家族に連絡を入れる。ファンが落ちてこないことを信じ、ベッドに横になる。
初日は新しいことばかり経験し、たくさん歩いたので疲れてしまった。
英語の表記は部分的にしかない。今日乗った電車にも無かった。そして外国人観光客と一人も出会わなかった。北インドの方が見所はあるし、南に来る人はやはり少ないのだろうか。

ホテルのシャワールームはバスタブがなく、シャワーを使うと床がびしょびしょになる。トイレの横には水道と桶がセットになっている。インド人はトイレットペーパーを使わず、これでおしりを洗うらしい。むろん、俺にはそんなことできない。
明日に備え、早めに寝ることにした。

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