人生の振り返りと新しい生き方について【part 2 : 会社を辞めてから実践した3つのこと】

ネイチャー兄さんのテキトウ日記
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2021年の1月。世間はパンデミックで増減する感染者数に盛り上げっているころ僕は退職。最終出社日は1/15あたりだったと思う。休職していたから久しぶりの出社、かつ退職の挨拶をする日だったけれど、なぜか緊張もせず気持ちは晴れ晴れしていた。きっと職場の同期やら同僚とも今後会うことはないだろうな、という感覚もありながら、お世話になった人たちへの挨拶やチームの部下との時間を少しもらってから、部署に向けて最後の挨拶。正直なところ円満ではないし、会社からしたら投げ出すような形となってしまったから良いようには思われてないのも感じながら、しかし僕の心はここには無くしっかり前を向いていた。12年近く働いた会社だったのに、ここまでキャリアを積み上げてきたのに、一切悔いは無かった。僕は未来を掴みにいくんだ。そんな思いで。

さて。辞めてから心に決めていることが一つあった。

1年間は好きなこと、気になったことに精一杯時間を使う期間にしよう。

心の充電期間でもあるけれど同時に自分探しの期間でもある。

ここまでさんざん思い悩み爆発してしまったメンタルの不調、という理由もあって退職したので休職手当はそれなりに貰える予定だったため経済面のことは気にせず大丈夫そうだ。だから、当然の権利として手当を貰える期間はあせらず自由に次のやりたいことを探す時間をたくさん作ろう。そんな思いで。

お陰様で、きっと今まで払ってきた雇用保険分は回収したのではないかと思うほど傷病手当金としての生活費はもらいながら、もちろん適応障害と向き合いながらメンタルの不調も直す治療を受けながら、心は不調だったけれどなぜか冷静に先は見つめることはできた。

辞めてから最初にやり始めたのは3つ。

一つは知識を取り込むこと。2つ目は子どもとの時間を沢山取ること。3つ目は心地よい暮らしを見つめ直すこと。

1つ目はとにかく、毎日のように図書館に通いたくさんの本を読み借りた。あるいはYoutubeで興味対象の知識や知見を得る時間をたくさん作った。その内容については別の記事で紹介するが、とにかく自分は何が好きなんだ?何をしていきたいんだ?どう生きたいのか?という問いに対しての回答を見つけ出すために、興味対象分野を増やしもっと知ろうという努力をした。時間は十分にあるから、そんなときだけしか贅沢なことは出来ない。だからとにかく新しいことをたくさん知るようにした。

2つ目は子ども。4歳の娘の世話をして、保育園まで送り迎えをする父親としてできることを堪能した。だって一般的には9時に送って16時に迎え行ける父親なんていないでしょ。パンデミックで在宅が急激に増えてから送迎をするパパは増えただろうけど、仕事がない僕はしっかり時間をかけて保育園まで「歩いて」通っていた。当時は娘と道を歩いて道草しながら遊びながら、きっと普通に歩くより3倍、チャリで通わすより10倍の時間をかけて送迎をしていた。
駐車場の砂利に混ざった宝石のようなガラスの欠片を探したり、マンホールの柄の違いを一つずつ比べてみたり、途中の公園で少しだけ遊んだり梅や桜をまじまじとみて季節の移り変わりを感じたり、いつもすれ違うお婆さんと顔見知りになったり。

後にこの行動が次の活動に繋がっていくことになるのだけれど、仕事のことを考えず日々の忙しさから解放されすごく幸せな時間だったのは間違いない。

3つ目は暮らしや生き方を見つけ直すこと。ブログを開設しよう。どうせなら自分でHPを作ってみよう。wordpressを学ぼう。そしてこのサイトが生まれた。思ったことはすべてこのブログで発信するようにした。自分の暮らしや生き方に関する思いや考えを公開する過程において、思考の整理にも繋がるし、もしかしたら誰かが共感してくれるかもしれない、同じ境遇の人たちの役に立てるかもしれない、そんな思いでした。

そんな3つのことを軸に無職生活がスタートした訳で、とにかく進んでみようの行き先は不明の列車にのるような気分で新生活はスタートしたのでした。

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