ネイチャー思考を実践して2年が経った現在

ネイチャー兄さんのテキトウ日記
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久しぶりの投稿となってしまいました。気づけばこのブログを立ち上げてからもうすぐ2年が経とうとしています。つまり、自分自身の転機があり「ネイチャー思考」を提唱し、その思想を実践してから2年が経ったということです。

最近はめっきり更新の頻度が落ちておりましたが、その理由としてはこの2年間にはたくさんの大きな環境の変化や心境の変化があり、毎日が慌ただしくブログを投稿するという優先度が下がっておりました。

それにも関わらず、このサイトを訪れてくれる人が日に日に増えており、同じような思いや暮らし方に興味がある人が増えているのだなと実感しております。

改めて思考の整理をしながら、自分自信と向き合う良い機会でもあることから少しずつ投稿しようと思うようになりました。

まずは、このタイミングで自分自信の2年間の振り返りとして備忘録としてブログに載せたいと思います。

ネイチャー思考を実践し始めて変わったこと

自ら「ネイチャー思考」と提唱し自らの考えを貫いてから、今までの生活から変わったことがありますので紹介したいと思います。

変わったことその1 「農が趣味」から「農が生き方」に変わった

家庭菜園から始まり市民農園を借りて趣味として始めた農ですが、それが農を主体とした仕事に変わりました。「農業」ではなく、「農」を主体とした子どもたちの教育現場で働くことになったことで、農が趣味の領域を脱して農が生き方へと進化することになりました。

農がある生活を実践し、それを子どもたちに伝え伝承する。古いけれど新しい生き方や暮らし方を農を通じて自分自身ができるようになり、それを都会の子どもたちに伝えることは将来的には大きな価値を生み出すものとして自分の生き方となりました。

2年前では想像もしていなかったことが次々と起こり、日本の暮らしが不安定になっていくなか、農を主軸としておくことの大きな安心感はこれからの社会で徐々に求められていくものだと感じています。

きっとこれから日本全体が変わっていくことを信じ、時代の最先端を走っているつもりで妄信しているところです。

変わったことその2 自然な暮らしができるようになった

現在の生活をするきっかけとなった本、「スローイズビューティフル」「ダウンシフターズ」などで唱えているような、んどん加速していくファスト経済、資本主義社会から距離を置き、自然の流れとともに生きることができたことで、なんといってもストレスが無くなりました。やりたいことだけをやり、やりたくないことはせず、自分のペースで働き、無理はせず嫌な人付き合いもせず、満員電車に揺られることもせず、野菜の生長と同じ速度で思考し成長する。

しっかりと地に足をつき前進することが出来たことで、周りに依存されなくなり、他人を羨むこともなくなり貪欲こそが幸せだと思うようになりました。

それでも、まだAmazonは使うし便利なテクノロジーからは脱却することは出来ないけれど、上手に付き合うことを知り依存しすぎない絶妙な距離感を得た気がします。

変わったことその3 パーマカルチャーと出会い生き方が広がった

結局は僕の言いたいこと感じていることは「パーマカルチャー」であると行き着きました。僕が「ネイチャー思考」の考えや生き方を目指したときは正直パーマカルチャーという言葉すら知りませんでしたが、これもやはり導かれた運命というのでしょうか、農に関わり始めたら自然とパーマカルチャー的な暮らしをしている人と出会い、このような世界観があるのだと奮起し、早速パーマカルチャーのデザインコースの申し込みをしました。約1年かけてパーマカルチャーを学びたくさんの新しい(古い)世界観や思考を体感し、もうすぐパーマカルチャーデザイナーとしてまた大きな扉を開くことができるようになります。

ネイチャー思考である意味ふんわりとしていたイメージをパーマカルチャーによって根拠のある歴史的背景から現代社会と対比することで具現化されてきたように思います。

ここで出会った同期は皆が異なる経歴を持ちながらも同志でありおそらく一生の付き合いになるのだろうと直感しています。パーマカルチャーって何?というところからもまた改めてブログで投稿していきたいと思っています。

私としてはパーマカルチャーの考え方を自分なりに噛み砕きその上で自分自身の生き方としてネイチャー思考をブラッシュアップしていきたいと思っています。

変わったことその4 自然と導かれるようになった

最近とても不思議に思っているのは、自分の意思で方向性は決めながらも、その結果や生き方は自然と導かれ、そこからは自分の意思ではないような感覚で前に進んでいるような気がしてならないことです。

街のゴミ拾い活動から始まった僕の思いは、緑地保全のボランティア活動に繋がり、それが農に関わってきて、自然と学校の農教育指導者となっている。けれど結果的にそれが私のすべきこと、使命だと感じているし間違った選択は決してしていないことも含め、とても不思議というか必然的に導かれた感覚があり今に至ります。

細かいことを言えばもっと色々な活動がすべてつながりリンクし相乗効果的に良い結果をもたらし、今までやってきたことがすべて無駄ではなく活用できていることを考えると、その場的な直感で選んだような選択肢でも、通るべき道を選んでここまで来れたようにも思います。

またこの先もきっとそのようにつながって広がっていくんだなと直感的に感じているので不思議と将来に対する不安もなくなってくるんですね。あー不思議です。

変わったことその5 やりたいことの掛け合わせで最高のしごと

前職を辞めてから、本当にやりたいことは何なのか、自分探しをずっとしていました。なんとなくこっちじゃないか、ということで足を踏み入れてみたけどなんだか少し違って、やっぱりこっちと思って踏み入れてみたけどこれでもない。しかしそのような積み重ねがあったからこそやるべき方向性も少しずつ固まってきて目指すべき道が見えてきた。

やはり実践なしには見つけることは出来ないなと思いつつも、そのヒントとなったのは、これも一つの本「やりたいことの見つけ方」という本のおかげでもあると思っています。

この本はセッションごとに真剣に自分と向き合うことで、深層に隠れていたやりたいこと=生業としてやっていくものを見つけ出すメソッド本です。

この本で自分が強みと思っていなかった自分の強みや、好きなこと得意なことを知ることで、じゃあどんなことを仕事とするべきか?を理解することができたおかげで軸がブレずに進むことができるようになったと思っています。改めて最初にこの本に出会ったことは人生のタイミング的にも本当に運命だったなと思っています。

こんな時代だからこそ、自分自身で納得できる人生を

世界が不安定になり、政府のあらゆる政策が信用することが出来なくなってしまい、日本が顕著に落ちぶれてきていることが明らかとなり、毎日のように値上がりする物価に対して収入は変わらないままである現代。

「誰かがなんとかしてくれる」「自分には関係ないこと」とはもう思えない段階に来ていると思いませんか、実感できませんか。

こんなときだからこそ、自分の将来は自分で開拓する。自分のことは自分でなんとかする、という志がこの時代で生き抜くための大きな考え方となってくると思います。

そんなことを2年前に直感的に感じることができたので人生の転機を迎えることができ新しい道を歩むことができました。

そんな一歩を歩むことができるような人を増やすため、少しでもヒントになるような内容をわかりやすく誰でも実践できる形で今後も投稿していきたいと思います。

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